おすすめ収納グッズ5選(すべて1000円前後でOK)

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【小学生のやる気UP!】勉強机まわりの収納術とおすすめグッズ

「机の上が散らかって勉強に集中できない」「どこに何があるのか分からない」…
そんな悩みは、多くの小学生と保護者が共通して抱える問題です。

実は、子どもの集中力や学習意欲は、机まわりの環境づくりによって大きく左右されます。
本記事では、小学生が「自分から勉強したくなる」ための、整理整頓術と便利アイテムをご紹介します。

なぜ勉強机まわりの整理が重要なの?

  • 集中できる環境になる:視界がスッキリして気が散りにくくなるため、短時間でも学習効率が向上します。不要なものが目に入らないことで、目移りや中断を防ぎます。
  • 探す時間を減らせる:教科書・ノート・筆記用具がすぐに見つかる状態を維持することで、「やろう」と思ったときにすぐに取りかかれます。準備の段階で手間取らないことで、子どものストレスも軽減されます。
  • 学習のスイッチが入る:「整った机=勉強モード」と脳が認識するようになると、自然とやる気が引き出されるようになります。毎日同じ場所・整った環境で学ぶことで、学習習慣も定着しやすくなります。

逆に、机の上が雑然としていると、「何から始めればいいかわからない」という状態になりやすく、勉強に取りかかるまでに時間がかかります。結果としてやる気も徐々に削がれていき、「やらなきゃいけないけど面倒くさい」という悪循環に陥るのです。

だからこそ、勉強机まわりを整えることは、子どもの学力だけでなく自主性・集中力・自己管理能力の向上にもつながる重要な第一歩なのです。

まずは「置かない・詰め込まない」が基本

収納を考える前に大切なのは、「引き算」=減らすことです。
多くの家庭で、子どもの勉強机がごちゃついてしまう原因は、実は「物が多すぎること」にあります。限られたスペースに、必要以上の文房具・おもちゃ・古いプリントなどが詰め込まれていては、どんなに整理してもすぐに散らかってしまいます。

まずは以下のルールを意識しましょう:

  • 机の上に常時置いておくのは「よく使うもの」だけ:
    鉛筆・消しゴム・定規・今使っているノートや教科書など、日々の学習で本当に使うものだけを出しておきましょう。
  • 引き出しは「1つの役割に1つのスペース」で仕切る:
    たとえば「文房具用」「プリント収納用」「思い出・作品用」など、それぞれの用途を明確にして、混ざらないようにします。
  • 学期ごとに不要になったプリントや文房具は処分・入れ替え:
    子どもの学用品はどんどん増えるので、定期的に見直して、使わなくなったものは思い切って処分・整理しましょう。

「まず減らす→それから整理」という流れを意識することで、見た目もスッキリし、どこに何があるかも一目瞭然に。
この“減らす習慣”は、片づけだけでなく学習の優先順位づけ情報の整理力にもつながっていきます。

スッキリした空間は、子どもの集中力を高め、勉強のモチベーションを保つための最高のベースになります。

おすすめ収納グッズ5選(すべて1000円前後でOK)

① 無印良品「ポリプロピレンスタンドファイルボックス」

教科書・ノートを科目ごとに縦収納できて、取り出しやすい!
「国語セット」「算数セット」とラベリングすれば、準備の手間も激減します。

② ダイソー「引き出し用仕切りケース」

引き出しの中がごちゃつく問題はこれで解決!
消しゴム・クリップ・鉛筆削りなどを定位置化できて、探すストレスもなくなります。

③ IKEA「RÅSKOG(ロースコグ)ワゴン」

キャスター付きで移動できる収納
教科書や文房具だけでなく、画材・工作セットの保管にも◎。
リビング学習派にもおすすめです。

④ ニトリ「卓上ブックスタンド」

机のスペースが狭くても、コンパクトに本を並べられるスタンド。
横倒しにならず、自然と整理整頓が習慣化しやすいアイテムです。

⑤ セリア「お片づけシール」

ラベリング習慣を身につける第一歩に。
「えんぴつ」「ノート」「けしごむ」など、子ども向けにわかりやすく表示。
自分で片付けられる環境づくりをサポートします。

子どもが自分で「整える力」を育てるコツ

収納や整理整頓は、子どもの「学びの土台」を整えるだけでなく、自立心や自己管理力を育てる大切なステップです。
ただ、「片づけなさい」と言うだけではなかなか行動にはつながりません。

子どもが自分で整える力を身につけるための具体的なコツを3つ紹介します。

① 最初は親が「一緒に片付ける」

「ここはノートの場所にしようね」「これとこれは一緒に使うから同じ引き出しにしよう」など、実例を交えながら整理の“考え方”を見せることが大切です。
ただ片づけるのではなく、「なぜそこに置くのか」を共有しながら進めると、子どもにも納得感が生まれます。

② 「できたら褒める」で継続に

「机がキレイだと気持ちいいね」「昨日より片づけ早かったね」といった行動の変化や努力の過程を積極的に認めてあげましょう。
結果よりも“取り組んだこと自体”を褒めるのがコツです。自信につながり、「次もやろう」という継続力を育てます。

③ 自分の好きな色・道具を選ばせる

収納ケースやファイル、筆箱などを子ども自身に選ばせることで、「自分のスペース」という実感が生まれます。
お気に入りの色やキャラクターが使われた道具を取り入れることで、整理整頓や片づけが“楽しい作業”になります。

また、家族で一緒に文房具屋さんへ行く、収納用品をネットで一緒に探すといったアクションも、片づけの意識を高めるきっかけになります。

「自分で整える力」は、将来的に学習や生活の質を大きく左右するスキルです。
小学生のうちから、少しずつ楽しく育てていきましょう。

リビング学習派の収納アイデア

最近は、ダイニングテーブルやリビングの一角で勉強する「リビング学習」が主流になりつつあります。
その背景には、親の目が届きやすい/会話しながら質問しやすい/安心感があるなどの理由があります。

ただ、リビング学習には「学用品が散らかりやすい」という課題も…。
そこで重要になるのが、移動式・省スペースの収納アイデアです。

リビング学習を快適にする収納のコツ

  • ロールワゴン:キャスター付きの3段ワゴンに教科書・筆箱・プリント類を分類。使うときだけ持ってきて、使い終わったら戻すだけ。
  • ポータブル収納バッグ:持ち手付きのファイルボックスや、ランドセル代わりになる収納ボックスで“自分の学習セット”を管理。
  • 家族共有棚にラベリング:棚や引き出しに「国語」「算数」などのラベルを貼って、誰でもわかる定位置を作る。

「勉強し終わったら戻す」仕組みがあるだけで、リビングが散らからず、子どもにも自然と片づけ習慣がつきます。

リビング学習の注意点とワンポイント

  • テレビやスマホなど視覚的な誘惑を遠ざける
  • 椅子や照明の高さなど、体に合った環境を整える
  • 学習中は「親もスマホを見ない」など、集中モードを一緒に作る

学習スペースが固定されていなくても、学習→片づけ→整頓という流れができていれば、子どもはどこでも集中できるようになります。
ぜひ、リビング学習に合った収納スタイルを取り入れてみてください。

まとめ|収納は“勉強のやる気”を育てる近道

子どもが勉強に取り組むためには、まず「やりやすい環境」を用意してあげることが大切です。
机まわりを整えることで、自然と集中しやすくなり、自主的に行動する力も育まれます。

まずは簡単な収納グッズ1つから始めてみましょう。
今日からでも、子どものやる気を引き出す空間づくりがスタートできます。

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